東京情報大学について調べると、「東京情報大学はFランなのか」「偏差値が低いなら入学しても意味がないのではないか」「就職で不利にならないか」と不安になる人は少なくありませんが、大学選びではネット上で使われるFランという言葉だけを根拠に進学先を決めるのは適切ではありません。
2026年8月時点で確認できる河合塾Kei-Netの2027年度入試予想では、東京情報大学の一般選抜におけるボーダー偏差値は35.0〜37.5、共通テスト得点率は45〜55%となっており、難関大学と比較すると入試難易度が低めなのは事実ですが、少なくとも全学部が河合塾のBFとして表示されている大学ではありません。
さらに東京情報大学には総合情報学部と看護学部があり、情報システムやデータサイエンス、情報メディア、看護など職業や専門分野につながりやすい学びが用意されているため、大学名や偏差値だけを見る場合と、自分が学ぶ内容や卒業後の進路まで確認する場合では評価が大きく変わります。
就職についても、大学公式サイトでは2025年5月1日現在の就職希望者に対する就職内定率を98.4%と公表しており、総合情報学部から情報通信関連企業などへ進む卒業生や、看護学部から医療機関へ進む卒業生がいることから、「偏差値が低めだから就職できない」と単純化することはできません。
ここからは東京情報大学がFランと検索される理由を整理したうえで、現在の偏差値、BFとの違い、学部の特徴、就職実績、向いている人、入学後に後悔しないための確認方法まで掘り下げ、受験する価値が自分にあるのかを判断できるように整理します。
東京情報大学はFランと一概に断定できない

東京情報大学の入試難易度は決して高い部類ではなく、河合塾の2027年度入試予想では偏差値35.0〜37.5となっているため、偏差値だけを基準に大学群を分ける人からFランと呼ばれる可能性はあります。
しかし、Fランは文部科学省などが定めている正式な大学区分ではなく、使う人によって「偏差値が低い大学」「BFの大学」「知名度が低い大学」など意味が変わる言葉なので、Fランかどうかを客観的に一つの基準で判定することはできません。
東京情報大学には現在もボーダー偏差値が設定されている学部があり、情報系と看護系という専門性のある教育を行っているため、実際の進学価値については入試難易度、教育内容、資格、就職、立地、学費を分けて判断する必要があります。
現在の偏差値
東京情報大学の難易度を数字から確認すると、河合塾Kei-Netが公表している2027年度入試の一般選抜ボーダーラインは大学全体で偏差値35.0〜37.5となっており、総合情報学部が35.0、看護学部が37.5とされています。
ここでいうボーダー偏差値は、その偏差値を取れば必ず合格するという意味ではなく、河合塾が一般選抜について合否可能性が50%に分かれる目安として設定している数値なので、大学そのものの価値や卒業生の能力を示す成績表ではありません。
難関私立大学や中堅私立大学と比較すれば入りやすい偏差値帯に位置しているため、東京情報大学を検索したときに「偏差値が低い」と感じる人がいるのは自然ですが、入試方式によって必要な対策や合格可能性も変化するため、自分が利用する方式の募集要項まで確認することが重要です。
最新のボーダーラインは年度によって変動する可能性があるため、受験年度には河合塾Kei-Netの東京情報大学入試難易度と大学公式の募集要項を確認し、過去に見た偏差値だけで判断しないようにしましょう。
Fランの意味
一般に使われるFランという言葉には統一された公式定義がなく、偏差値が40未満ならFランとする人もいれば、河合塾でBFになっている大学だけを指す人、知名度や就職実績まで含めて主観的に使う人もいるため、誰かがFランと言っただけでは客観的評価になりません。
もともと大学入試に関連して語られる際には、合格者と不合格者のデータが十分に分かれず偏差値のボーダーラインを設定しにくい状態を表す「ボーダー・フリー」という考え方と結び付けられることがありますが、現在ではインターネット上で意味が拡大しています。
その結果、実際には偏差値が設定されている大学までFランと呼ばれたり、特定の学部だけ難易度が低い大学を大学全体で一括して評価したりするケースもあるので、進学先を選ぶ側は言葉の印象と客観的なデータを切り分けなければなりません。
東京情報大学についても、「Fランだから行く価値がない」「Fランではないから安心」と二択で考えるより、自分が目指す職業に必要な授業があるか、学費に見合う学びが得られるか、卒業まで学習を継続できるかという視点のほうが実用的です。
BFとの違い
東京情報大学を調べる際に特に混同しやすいのが「Fラン」と「BF」の違いで、日常会話では同じ意味のように使われることがありますが、大学受験情報を見る場合は分けて理解しておく必要があります。
河合塾のBFは一般選抜で合格可能性50%となるボーダーラインを設定できない状態を示す入試難易度上の表示であるのに対し、Fランは現在では幅広い意味で使われる俗称なので、両者を完全な同義語として扱うと大学の状況を誤解する可能性があります。
| 表現 | 主な意味 | 注意点 |
|---|---|---|
| BF | ボーダーを設定できない状態 | 入試難易度の表示 |
| 偏差値35.0 | 50%ボーダーが35.0 | 大学の教育力とは別 |
| Fラン | ネット上の俗称 | 定義が統一されていない |
2027年度予想の東京情報大学には35.0〜37.5というボーダー偏差値が掲載されているため、少なくとも現在の河合塾データだけを根拠として「東京情報大学は全学部BFだからFランだ」と説明するのは正確ではありません。
大学比較ではBFかどうかだけを見るのではなく、志望学部の入試科目、倍率、共通テスト利用方式、総合型選抜の条件まで確認すると、自分にとって入りやすい大学なのか、十分な対策が必要な大学なのかを具体的に判断できます。
学部による難易度
東京情報大学には総合情報学部と看護学部があり、2027年度入試予想では総合情報学部が偏差値35.0、看護学部が37.5となっているため、大学全体を一つの偏差値だけで語るより学部別に確認するほうが実態に近くなります。
特に看護学部は、大学へ入学すること自体が最終目的ではなく、卒業に必要な単位の修得や臨地実習、看護師国家試験に向けた継続的な学習が求められるので、入試時点の偏差値だけを見て「簡単そうだから選ぶ」という考え方には注意が必要です。
総合情報学部についても、プログラミング、データ分析、ネットワーク、メディア制作などの分野では、入学後に自分で手を動かして技術や作品、資格、開発経験を積み上げることが就職活動で重要になるため、入学難易度と卒業時の実力は必ずしも比例しません。
偏差値が比較的低い大学では入学後の努力によって学生間の差が大きくなりやすいので、大学名だけで将来が決まると考えるのではなく、自分が4年間をどう使えるかまで含めて志望学部を検討することが大切です。
共通テストの目安
河合塾Kei-Netでは2027年度入試における東京情報大学の共通テスト得点率のボーダーを45〜55%としており、総合情報学部と看護学部、さらに利用する方式によって必要とされる得点率に差があります。
この数字だけを見れば、共通テストで7割や8割を求められる大学より受験しやすい水準ですが、ボーダーは安全圏を保証する数字ではないため、模試で同程度の得点率だったとしてもそのまま合格できるとは限りません。
また、共通テスト利用方式は募集人数や志願者数によって実質的な競争状況が変化することがあり、年度によってボーダーラインが上がったり下がったりするため、古い検索結果から得た数字だけを受験計画に使うのは避けるべきです。
東京情報大学を安全校や併願校として考えている場合でも、本番で必要となる科目を確認し、直近の模試判定と過去問の得点を合わせて判断すると、偏差値だけを見るより現実的な受験戦略を立てやすくなります。
入試方式の多さ
東京情報大学では一般選抜や共通テスト利用選抜だけではなく、総合型選抜など複数の入試方式が用意されているため、学力試験一回の点数だけではなく、志望動機や大学で取り組みたいことを評価してもらえる機会があります。
2027年度入試では特待生総合型選抜も案内されており、対象入試の合格者には初年次授業料の半額免除が示されているため、東京情報大学を第一志望として考える人は学費面まで含めて入試制度を比較する価値があります。
- 一般選抜
- 共通テスト利用選抜
- 総合型選抜
- 特待生総合型選抜
- 学校推薦型選抜など
選抜方式が多い大学は受験機会を確保しやすい一方、方式によって試験科目、提出書類、面接、プレゼンテーションなど準備内容が異なるので、単に「入りやすそう」という理由で直前に方式を決めると対策不足になりかねません。
出願を考える段階では東京情報大学の公式入試情報で最新年度の条件を確認し、自分の評定、得意科目、活動経験、志望理由を最も生かせる方式を選ぶことが重要です。
偏差値だけでは大学の価値を決められない
偏差値は受験生にとって便利な比較材料ですが、基本的には入試時点の難易度を表す指標であり、授業の質、研究設備、国家資格への対応、就職支援、学生本人の成長まで一つの数字で示しているわけではありません。
たとえば情報系の学生なら、大学在学中にプログラミングを継続して学び、資格取得やインターン、個人開発、研究活動を経験することで、入学時点では同程度だった学生との差を大きく広げられる可能性があります。
看護系では国家資格取得という明確な目標があり、大学名だけではなく実習環境、国家試験対策、卒業要件、実習先、希望する医療機関への就職実績などを確認することが、偏差値比較以上に重要になる場合があります。
反対に、有名大学へ入れば努力しなくても希望企業へ就職できるわけではないため、東京情報大学を検討するときも「偏差値が低いからダメ」と切り捨てるのではなく、自分が入学後に何を積み上げられる環境なのかを調べることが必要です。
進学価値は目的で変わる
東京情報大学に進学する価値があるかどうかは、大学ランキング上の位置だけではなく、情報技術を学びたい、データを扱えるようになりたい、映像やメディアを学びたい、看護師を目指したいといった本人の目的によって大きく変わります。
学びたい専門分野が大学のカリキュラムと合っており、自宅から通える、学費を用意できる、4年間学習を継続できるという条件まで合えば、偏差値が低めであることだけを理由に候補から外す必要はありません。
一方で、大学名そのものによる高いブランド力を最優先したい人や、全国的に知名度の高い大企業への就職で学歴フィルターの影響をできるだけ減らしたい人には、より入試難易度の高い大学を目指したほうが希望に合う場合があります。
つまり東京情報大学は、誰にとってもおすすめできる大学でも、誰にとっても避けるべき大学でもなく、自分の目的と大学が提供する環境が一致しているかによって評価すべき大学だと考えるのが現実的です。
東京情報大学がFランと検索されやすい背景

東京情報大学について検索候補にFランという言葉が出やすい背景には、主に偏差値帯の低さ、大学名の知名度、所在地に対するイメージなど複数の要因があり、それぞれを分けて考えなければ実態以上に悪い印象を持つ可能性があります。
特にインターネットでは、偏差値が40前後または40未満の大学を一括してFランと呼ぶ投稿が見られますが、その基準は投稿者によって違うため、検索結果の言葉だけで大学の教育や学生生活まで評価することはできません。
東京情報大学を進学候補にしている場合は、なぜその評価が生まれているのかを理解したうえで、自分にとって重要な項目を客観的に確認することが大切です。
偏差値帯が低め
Fランと検索される最大の理由として考えられるのは、東京情報大学のボーダー偏差値が35.0〜37.5と、大学入試全体の中では比較的低い水準に位置していることで、偏差値を重視する受験生ほどネガティブな印象を持ちやすくなります。
ただし偏差値35.0とBFは同じ表示ではなく、現時点では学部ごとにボーダーラインが設定されているため、入試データに基づいて説明するなら「難易度は低めだが、現在の河合塾データでは偏差値が付いている」と整理するのが適切です。
| 確認項目 | 東京情報大学の目安 |
|---|---|
| 大学全体 | 35.0〜37.5 |
| 総合情報学部 | 35.0 |
| 看護学部 | 37.5 |
| 共通テスト | 45〜55% |
また偏差値は予備校ごとに算出方法や母集団が違うため、別の進学情報サイトを見ると異なる数値が表示されることがあり、一つのサイトの数字だけを絶対的な評価として扱わないことも重要です。
自分の学力との相性を見る目的なら偏差値は有効ですが、大学生活や就職まで含む価値判断ではカリキュラムや進路実績を併せて確認すると、より納得できる比較ができます。
大学名の知名度
東京情報大学は早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学など全国的に知られる大規模私立大学と比べると一般的な知名度は限定的で、大学名を初めて聞いた人から「聞いたことがないからレベルが低いのではないか」と判断されることがあります。
しかし、大学の知名度は学生数、歴史、スポーツ、広告量、卒業生数などさまざまな要素で形成されるため、知名度の低さと教育内容の良し悪しをそのまま同一視することはできません。
特に情報系や看護系のように専門分野が明確な大学では、一般社会での名前の知名度より、どの授業を履修できるか、どのような技術を身につけられるか、資格や就職につながる環境があるかのほうが本人の進路に直接影響します。
一方で、大学名によるブランドや卒業生ネットワークの規模を重視する場合には知名度の高い大学が有利になる場面もあるため、知名度を完全に無視するのではなく、自分が大学に何を求めているのかを基準に優先順位を付けることが必要です。
東京ではなく千葉にある
東京情報大学という名称から東京都内のキャンパスを想像する人もいますが、所在地は千葉県千葉市若葉区御成台4-1であり、東京の都心部にキャンパスがある大学ではないことも、志望校として検討するときに確認しておきたいポイントです。
大学公式サイトではJR千葉駅やJR都賀駅からの路線バスに加え、通常授業日にはJR千葉駅から直通バスが運行されることが案内されていますが、自宅の場所によっては乗り換えやバス移動が必要となり、通学時間が長くなる可能性があります。
- 所在地は千葉市若葉区
- JR千葉駅からバス利用
- JR都賀駅からバス利用
- 千城台駅からバス利用
- 都心キャンパスではない
そのため東京情報大学を受験するなら、オープンキャンパスの日だけではなく平日の通学を想定し、自宅を出る時間、乗り換え回数、バスの待ち時間、帰宅時間まで一度確認しておくと入学後のギャップを減らせます。
アクセスの詳細は東京情報大学公式の交通アクセスで確認できるため、偏差値や評判だけでなく4年間無理なく通える場所かという現実的な条件も進学判断に入れましょう。
東京情報大学で学べる内容を確認する

東京情報大学の評価を考えるうえでは、入試難易度だけでなく、入学後に何を学ぶ大学なのかを確認することが欠かせず、現在は総合情報学部と看護学部という性格の異なる二つの学部が設置されています。
総合情報学部では情報技術やデータ、メディアに関わる分野を扱い、看護学部では看護の専門教育に情報やデジタル技術の視点を組み合わせることを掲げているため、進みたい分野が明確な人ほど大学との相性を判断しやすくなります。
大学名の評価だけで進学先を選ぶより、4年間で何を学び、卒業時に何をできるようになりたいのかから逆算して学部を確認しましょう。
総合情報学部
総合情報学部は、コンピュータや情報社会に関わる分野を幅広く学ぶ学部で、東京情報大学公式では情報システム、データサイエンス、情報メディアといった学びの方向性が示されており、入学後に興味を見極めながら専門分野を選びやすい構成になっています。
情報系は大学の授業を受けるだけで自動的に高いITスキルが身につくわけではないため、プログラミング演習、研究、資格学習、作品制作、インターンなどへ自主的に取り組める人ほど大学の環境を生かしやすくなります。
| 分野 | 学びのイメージ |
|---|---|
| 情報システム | IT・システム開発 |
| データサイエンス | データ分析・AI |
| 情報メディア | 映像・メディア表現 |
将来ITエンジニア、システム関連職、データを扱う仕事、映像やメディア関連の仕事などを検討しているなら、大学名だけではなく各分野で履修できる科目や研究室を確認すると、自分が学びたい内容との一致度が見えてきます。
反対に「情報系なら就職に強そう」という漠然とした理由だけで入学すると、数学やプログラミング、課題制作に興味を持てず苦労する可能性があるため、オープンキャンパスでは実際の授業内容まで質問しておくことが重要です。
看護学部
看護学部は看護師を目指すための専門教育を中心とした学部で、東京情報大学では看護と情報を組み合わせた教育を特徴として掲げ、医療現場で使われるICTやデータに対応できる看護職の育成を目指しています。
看護系を選ぶ場合は偏差値よりも、国家試験受験資格を得るために必要な授業や実習を継続できるか、患者と関わる仕事に適性があるか、国家試験まで学習を続けられるかという覚悟のほうが重要です。
- 看護の専門知識
- 臨地実習
- 看護師国家試験対策
- ICT活用
- データリテラシー
大学公式では専任教員による国家試験対策や学生への学習支援も案内されているため、看護学部を検討する場合は国家試験の実績だけでなく、模試後のフォローや実習中の支援など具体的なサポート内容まで確認しておくと安心です。
看護師になる意思がはっきりしている人には職業につながる学部ですが、何となく資格があれば安定しそうという理由だけでは実習や国家試験対策の負担を重く感じる可能性があるので、自分の適性を十分に考えて選びましょう。
専門分野を持つ重要性
東京情報大学のように入試難易度が低めの大学へ進む場合、卒業後の評価を高めるためには「大学を卒業した」という事実だけに頼らず、自分が何を学び、何ができるのかを具体的に説明できる状態を目指すことが重要です。
情報系なら使用できるプログラミング言語、開発したシステム、研究テーマ、取得資格、インターン経験などを積み重ねることで、就職活動でも大学名以外の材料を企業へ提示しやすくなります。
看護系なら国家試験合格が大きな目標となりますが、実習を通してどの領域に関心を持ったか、どのような看護師を目指すのかまで考えておくことで、病院選びや採用面接でも自分の方向性を伝えやすくなります。
偏差値を理由に自信をなくすより、入学後の4年間で専門性を高める行動を継続するほうが将来につながるため、東京情報大学を選ぶなら「入学できるか」だけでなく「入学してから何をするか」まで計画しておきましょう。
東京情報大学の就職は悲観する必要がない

東京情報大学がFランなのかを気にする人の多くは、最終的に「卒業後に就職できるのか」という不安を持っていますが、大学公式が公表している数字を見る限り、偏差値の低さだけを理由に就職できない大学と決めつけることはできません。
大学公式の「数字で見る情報大」では、2025年5月1日現在の就職希望者に対する就職内定率を98.4%と公表しており、総合情報学部では情報通信をはじめ幅広い業界、看護学部では医療機関などへの進路が確認できます。
ただし高い就職率は希望する企業へ必ず入れることを意味しないため、数字を見る際には就職先の業種、職種、企業規模、自分が目指す仕事との一致まで確認することが重要です。
就職率の見方
東京情報大学公式では2025年5月1日現在の就職希望者に対する就職内定率を98.4%と掲載しており、「東京情報大学を卒業しても就職先がほとんどない」というイメージとは異なるデータが公表されています。
旺文社パスナビが大学へのアンケートを基に掲載した2024年4月から2025年3月卒業者のデータでも、総合情報学部は就職希望者335人に対して就職者327人、看護学部は就職希望者57人に対して57人が就職したとされています。
| 学部 | 就職希望者 | 就職者 |
|---|---|---|
| 総合情報学部 | 335人 | 327人 |
| 看護学部 | 57人 | 57人 |
ただし就職率は分母が就職希望者である点に注意が必要で、就職先の難易度や待遇、仕事内容まで表す数字ではないため、98%台という数字だけで「どこでも就職できる」と考えるのは適切ではありません。
志望業界が決まっているなら東京情報大学公式の就職・進路状況から具体的な就職先を確認し、自分が目指す業界への卒業生がいるかまで調べると判断材料が増えます。
主な就職先
総合情報学部の2025年3月卒業生の主な就職先として大学公式サイトには、インターネットイニシアティブ、NSD、KSK、サイバーコム、フォーカスシステムズ、日立社会情報サービス、日立ソリューションズなど情報通信分野を中心に複数の企業が掲載されています。
IT業界は企業数や職種が多く、採用において大学名だけでなく技術力、コミュニケーション力、資格、制作経験、面接での説明力なども見られるため、在学中の行動によって就職先の選択肢を広げられる余地があります。
- 情報・通信
- 製造
- 建設・不動産
- 鉄道・運輸
- 卸売・小売
- 教育・公務など
もちろん卒業生全員が大手企業へ就職しているわけではなく、企業名の一覧だけを見て自分も同じ企業へ入れると考えるのは危険なので、希望する企業があるなら採用実績に加えて必要なスキルや選考難易度も調べましょう。
大学のキャリア支援を利用しながら、1年生や2年生のうちから資格学習、企業研究、インターン、作品制作などを進めれば、就職活動直前に準備を始める学生より多くの選択肢を持ちやすくなります。
看護学部は国家資格が重要
看護学部の場合は一般企業への就職とは性格が異なり、看護師国家試験に合格して看護師免許を取得することが卒業後のキャリアに大きく関係するため、大学の偏差値より国家試験まで学び続けられる環境かを見ることが重要です。
東京情報大学では国家試験対策として専任教員を配置し、大学として看護師国家試験や保健師国家試験の合格を目指す学習支援を行っていることを公式サイトで案内しています。
看護師は資格を取得すれば病院だけでなく、診療所、介護分野、訪問看護など幅広い場で働く選択肢がありますが、実習や国家試験対策は決して楽ではないため、入試が比較的入りやすいという理由だけで進学する学部ではありません。
看護学部を検討する人は東京情報大学看護学部の公式情報で実習内容や国家試験対策、卒業後の進路を確認し、オープンキャンパスでは在学生の学習量や実習の負担についても質問すると現実的な判断ができます。
東京情報大学に向いている人を見極める

東京情報大学を選んで満足できるかどうかは、世間からの評価よりも、自分が大学に求めている条件と東京情報大学の環境が合っているかによって決まる部分が大きく、向いている人と向いていない人には一定の傾向があります。
特に情報分野や看護分野を学びたい目的がある人にとっては専門教育を受けられることがメリットになる一方、大学ブランドや都心でのキャンパスライフだけを重視する場合には別の大学のほうが希望に合う可能性があります。
合格できそうだからという理由だけではなく、学び、就職、費用、アクセスの四つを比較してから出願を決めることで、入学後の後悔を減らしやすくなります。
向いている人
東京情報大学が向いているのは、情報技術やデータ、メディア、看護といった学べる分野に具体的な興味があり、入学後も自分から授業や資格取得、研究、就職準備へ取り組める人です。
また千葉県内から通いやすい人や、自分の現在の学力から現実的な私立大学を探しながら専門分野も身につけたい人にとっては、志望校候補として確認する価値があります。
- IT分野に興味がある
- データ分析を学びたい
- 映像やメディアに興味がある
- 看護師を目指している
- 千葉県内から通いやすい
- 入学後も自主的に学べる
特に情報系では大学の授業だけに依存せず、資格やプログラミング、作品制作などを自分から進められる人ほど4年間を有効に使いやすく、入学時の偏差値以上の力を卒業時に示せる可能性があります。
大学選びで重要なのは偏差値が自分より高いか低いかだけではなく、自分が成長できる環境を実際に利用する意思があるかなので、東京情報大学へ入った後に取り組みたいことを三つ程度挙げられるなら志望理由も明確にしやすいでしょう。
向いていない人
東京情報大学が必ずしも向いていないのは、大学名のブランド力を最優先する人、東京都心の駅近キャンパスに強いこだわりがある人、より高い偏差値帯の大学へ十分合格可能なのに比較検討をせず進学先を決めようとしている人です。
また情報系へ進むのにパソコンやITにほとんど興味がない場合や、看護学部へ進むのに医療や対人支援への関心が薄い場合は、入学後に専門科目へのモチベーションを維持できない可能性があります。
| 重視する条件 | 相性の考え方 |
|---|---|
| 大学ブランド最優先 | 他大学も比較 |
| 都心立地を希望 | アクセスを要確認 |
| 情報分野を学びたい | 相性を確認する価値あり |
| 看護師を目指す | 実習・国試対策を確認 |
大学へ入ることそのものをゴールにすると、入学後に授業への目的を失いやすいため、東京情報大学に限らず「何を学びたいのか」「卒業後にどんな仕事をしたいのか」を先に整理してから大学を選ぶほうが失敗を減らせます。
現在の成績ならより難易度の高い大学を目指せる人は、東京情報大学を併願候補として残しながら中堅大学などにも挑戦し、合格した大学の学習環境や学費を比較して最終的な進学先を決める方法もあります。
オープンキャンパスで判断する
東京情報大学への進学を真剣に考えているなら、ネット上のFランという評価を何十件読むより、一度キャンパスを訪れて授業内容、設備、学生や教員の雰囲気、アクセスを自分で確認するほうが有益です。
総合情報学部を検討する人なら使用するパソコン環境、演習授業、研究室、プログラミング未経験者への支援、資格支援、卒業制作などを質問し、看護学部なら実習環境、国家試験対策、臨地実習、進級条件などを確認すると入学後を想像しやすくなります。
さらに自宅から大学まで実際に移動してみることで、毎朝通える距離なのか、バス利用が負担にならないか、帰宅時間が遅くなった場合にも問題がないかなど、パンフレットだけでは分からない生活面も確認できます。
大学選びでは評判を完全に無視する必要はありませんが、最終判断では他人の一言より、自分が4年間通う環境を自分の目で確かめ、複数大学と比較して納得できる選択をすることが重要です。
東京情報大学をFランという言葉だけで決めない
東京情報大学は、2026年8月時点で確認できる2027年度入試予想において河合塾のボーダー偏差値が35.0〜37.5、共通テスト得点率が45〜55%となっており、入試難易度が比較的低い大学であることは否定する必要がありませんが、その事実だけから大学全体をFランと断定するのは適切ではありません。
そもそもFランには公的で統一された定義がなく、河合塾のBFとも必ずしも同じ意味ではないうえ、東京情報大学には現在ボーダー偏差値が設定されているため、「偏差値が低い」「BFである」「教育価値がない」という三つの話を混同しないことが重要です。
総合情報学部では情報システムやデータサイエンス、情報メディアなどにつながる学びがあり、看護学部では看護の専門教育と情報活用を組み合わせた教育を掲げているため、これらの分野を学びたい人にとっては偏差値以外にも確認すべき価値があります。
就職面でも大学公式が2025年5月1日現在の就職希望者に対する就職内定率98.4%を公表しており、情報通信関連企業や医療機関などへの進路が確認できることから、「東京情報大学に入ったら就職できない」と決めつける根拠はありませんが、大手企業への就職や希望職種が自動的に保証されるわけでもありません。
東京情報大学を受験するか迷っているなら、Fランという検索ワードだけで結論を出さず、自分が学びたい内容、希望する就職先、学費、通学時間、入学後に努力できる環境かを他大学と比較し、自分の目標に最も合う進学先かどうかで判断することが後悔しない大学選びにつながります。


