みなさん初めまして!ライターのReiです。
中学受験のきっかけ
それまでごく普通の小学生として野を駆け回っていた私が、親に手を引かれ電車に乗せられ謎のテストを受けさせられたのは3年生の1月のことでした。
近所に住むそのお母さんも一緒だったので、純粋な心を持っていた私は特に不審がることもなく精一杯問題と戦いました!
あれは何だったのだろう、そんな疑問さえ頭から消え始めていた1ヶ月後、私は晴れてSAPIX生になりました。
あとで親に聞いた話ですが、もともと私に中学受験をさせる気はあったものの、最終的にSAPIXを選んだのは一緒に入塾テストを受けた幼馴染のお母さんに勧められたからだそうです。
中学受験という存在すら知らなかった私ですが、幼馴染や他の小学校の友達と一緒ということもあって、楽しく塾生活を始めることができました。
もし今お子さんの塾選びに迷っている方がいらっしゃったら、個人的には友達と一緒に通える塾をお勧めします!
誰も知らない場所に放り込まれるよりは、顔見知りがいた方が安心して通えると思います。
志望校の選び方
第1志望
私が最終的に第1志望の学校を決めたのは、6年生の夏です。
中学受験にとって夏休みはとても大事な期間なので、しっかりと対策が取れるように、第1志望校を決めるのは個人的には遅くても6年生の夏までには決まっていた方が楽なのかな、と思います。
しかし実際、私の周りの友達には夏以降に第1志望を変えて受かった子もいたので、最終的に自分の行きたい学校が選べればそれが一番だと思います!
親御さんだけではなく、受験する本人が文化祭や受験生向けのイベントに参加してみると、その学校のリアルな雰囲気を感じ取ることができるのでオススメです。
私は偏差値と文化祭の雰囲気が楽しそうで自分に合っていると感じたから、という理由で第1志望の学校を決めました。
併願校
併願校校についてですが、私は1月と2月に一校ずつ受けました。
第1志望の受験の前に1月校の合格がわかっていたので、幾分安心して2月の受験に挑めたかなと思います。
併願校をいくつ受けるか、というのは本当に人それぞれで、たくさん受ける人もいれば全く受けないという人もいます。
1月校をいくつか受けておくと、本物の受験の雰囲気もわかりますし、心に余裕が生まれるのでオススメです!
勉強のスタイル、出来事
4年生
中学受験という存在を知らないまま入塾し、様々な初めてに遭遇して戸惑う日々でしたが、最初のクラス分けで上のクラスに上がれたことが自信につながり塾生活を始められたことをよく覚えています。
この頃はまだ塾のない日に遊んだり長期休みで旅行やイベントに行ったりもしていました。塾で与えられた課題をきっちりこなし、授業についていけるように準備していればそれなりにやっていけていたと思います。
5年生
だんだんと自分の立ち位置が明確になり、周りでも志望校の名前を挙げる子が増えてきました。塾の特性としても大人数でかなり切磋琢磨していた環境下で、この頃の私はクラスが昇降する定期テストがかなりプレッシャーになっていました。塾をやめたい、受験をやめたいと思うことも多くありましたが一定の期間を乗り越えられれば段々とやるしかない!という気持ちになってくるので、めげずに続けることが大事かなと思います。
塾で与えられたものの他に、親に市販の参考書などを買ってきてもらって勉強していた記憶があります。(例:歴史の語呂合わせの本 かなり覚えやすいものもよく売っているので買って損はないと思います!)
6年生
いよいよ受験生という緊張感。精神的プレッシャーがかなりありました。5年生のラストから6年生の夏前にかけて所謂スランプに陥り、クラスがだいぶ下がってしまって志望校を決める基準の偏差値を下げようか悩んだこともありました。夏期講習直前くらいにようやく調子が戻ってきました。
私の友人には夏期講習からスランプに陥り結局受験直前まで下位クラスに下がってしまったものの元から志していた御三家レベルの学校に合格した子もいたので、行きたい学校があれば可能な限り受けてみることをお勧めします。スランプは誰にでもあります!!
私は6年生の1年間は旅行やイベントには行きませんでしたが、長期休みに気分転換のために小旅行に出かけている子もいたので行く分には全然大丈夫だと思います!気持ちの問題かと。
やっておいてよかったこと
読書
私は中学受験の4教科の中で国語が一番得意でした。どうして一番良くできたのか考えてみると、幼少期から読書好きでかなり多くの本を読んでいたことも理由の一つかなと思っています。また、6年生くらいになると本を読む時間もなかなか取れなくなってしまうので、国語力を身に付けたい場合は4年生5年生のうちにたくさん読んでおくといいと思います!
両親のサポート
これは私自身ではなく両親がしてくれたことなのですが…
私はもともと整理整頓が大の苦手で、塾で配布されるテキストやプリントの管理にかなり手こずっていました。片付けの時間を取っても一向に綺麗にならない私の机を見て、母はこれはもうどうやらせても変わらないと思ったらしく片付けに手を貸してくれました。
また、教科ごとに違う色のファイルやケースを100均で買ってきてくれて、すごく助かりました。
周りの友達との支え合い
私は塾で本当にたくさんの友達を作ることができました。特に仲の良かった子達とは違う学校に進学した今でも休日に会ったり遊んだりしています。
受験前に悩んだとき、お互いに悩みを聞き合ったり励ましあったりして精神的な支えにもなりました。私は友達と 受験が終わったらみんなで遊園地に行こう! と約束していて、それが受験まで頑張るモチベーションになっていました。
友達を作ると塾に行くのも楽しみになりますし、受験後の人生まで楽しくなるのでおすすめです!!
直前期の小学校について
私の通っていた小学校は中学受験をする子が多く、冬休み前からなんとなくバチバチした空気があり行きづらかったので冬休み明けから受験までの1ヶ月間学校をお休みしました。
周りでは、受験前日まで通っている子、ずっと休んでいる子など皆それぞれ自分に合った対策を取っていました。
私と違って小学校に行くことがリフレッシュになる人もいると思うので、行くか行かないかは家庭次第だと思います!
最後に
私は中学受験を通して何かをやり遂げるという事の達成感と自信を得ることができました。これは今も自分の支えになっています。
受験のスタイルは本当に人それぞれなので、誰かのやり方を丸々真似しようとするのではなくあくまで自分に合った道を見つけるのが一番大事だと思います。今回の記事が少しでもそのお手伝いになれば嬉しいです!
長い受験との戦い、大変だと思いますが親御さんも受験生の皆さんも自分を信じて頑張ってください!!!
最後までご覧いただきありがとうございました!
この記事を書いたライター
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