まずは意識から
昨今の受験勉強は量によるところが非常に大きいです。膨大な量の知識を付け、そのうえで実戦のための問題演習をこなすことが必要とされています。
そのため受験勉強のスタートが遅いということはその分他の受験生よりも不利ということです。
その差を埋めるためには1日あたりの勉強の量、質を高めなくてはならずそのためには相当の意識が必要です。そのため意識から変えてみましょう。
知識の徹底化
受験勉強において知識とは力です。いくら効率的な過去問や問題演習を行っても肝心の土台となる知識があやふやでは受験のスタートラインにすら立つことができません。しっかりと知識を固めていきましょう。しかし、受験までの時間が少ない皆さんは効率的に知識を付けていく必要があり、物事の合間の時間や移動時間も暗記勉強を行うべきです。
そこで私は一問一答形式の参考書を紹介します。この形式の参考書は毎日コンスタントにこなしていくことで必ず知識が身に付きます。詳しい方法は過去に私が書いたこちらの記事を参考にしてみてください。
第一志望の過去問をひたすら解く
どんな学校の入試問題にも必ずクセというものは存在します。そのため「〇〇中の問題では高得点がとれるけど△△中の問題では全然点数がとれない」ということも普通に起きます。
つまり時間がないならば自分の第一志望に対してだけ強くなればいいのです。
そのため第一志望の過去問をひたすら解いてその学校の問題へのカンを鍛えながら自分に自信をつけていってください。私は第一志望の過去問を解いたら次に同じ問題が出たら絶対に満点がとれると自信がつくところまで復習を行い、穴をなくしていきました。第一志望の過去問はせっかくの貴重な最高の問題演習です。しっかりと使い潰しましょう。
最後まであきらめない
中学入試において本番では何が起きるかわかりません。それまで絶対受かると言われていた子が突然できなくなり、不合格になるというケースは数え切れないほどあります。しかし、逆もありえます。受からないと言われていても合格したという場合もたくさんあります。そのためしっかりと最後まで第一志望に向けた勉強を続けてください。
親の子供への接し方
これまでは受験生がどのような勉強をするかについて書いてきましたが、子供が自立できていない状態での中学受験においては親のサポートが重要となってきます。親の働きかけによって子供のやる気が上がったり、逆にやる気がなくなったりすることは非常に多いです。
私が受験勉強を通して思ったのは、親は子供に選択肢を与えてあげるべきだということです。なんでも強制されてしまうとやる気がなくなってしまったり、例え中学受験は成功してもそれからの人生においてデメリットになってしまいます。そのため親はあくまで様々な選択肢を子供に提示してあげて、その中から子供に選ばせてあげる。これが恐らく最も良いことだと思います。
まとめ
短期間で合格するためにはとにかく1日あたりの勉強の密度が大切です。自分で勉強方法などを工夫して最高の密度の勉強を作ってみてください。
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この記事を書いたライター
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