受験勉強における習い事
受験勉強において習い事は子供にとって息抜きになる場合と足かせになる場合があります。
まず息抜きになる場合ですが子供が本気でやりたいと思っていてその習い事が好きな場合は受験勉強でかかるストレスを緩和することができます。私は小学生のころピアノを習っていたのですが、勉強の合間に練習するなどして息抜きにしていました。
一方で習い事を行う分当然受験勉強にかけられる時間、休憩をする時間が減ることになり、子供にとって重い負担になることもあります。
親は子供の習い事にどう接するべき?
まず子供の習い事と付き合っていく中で最も大切なことはあまり子供に強制しないということです。子供が習い事をやめたがっているのに無理やり続けさせてはいけませんし、子供が習い事を続けたがっているのに無理にやめさせてはいけません(もちろん経済的な理由なら仕方ないですが)。
親は基本的に子供に習い事をやめるという選択肢もあるということを提示してあげるべきだと私は考えています。
というのも子供は基本的に習い事を続けることを無意識のうちに当たり前だと考えており、習い事が負担だと感じていながらもやめたいと言い出せない状態になりがちです。そのため親が選択肢を提示して子供に選ばせてあげるのが理想でしょう。また、これは私の経験からなのですが習い事は好きだが大変だと子供が感じている場合は習い事の回数を減らしてみるのがオススメです。
中学受験と両立しやすい習い事
両立しやすい習い事の特徴
最初に基本的なことですが、当然毎日拘束されるような習い事は両立がほとんど不可能に近いです。毎日拘束する分だけ受験勉強に割ける時間が減るということですから当たり前のことでしょう。例としては運動系のチームスポーツであるサッカーや野球などは難しいでしょう。
逆に家で練習ができて、週1日程度しか拘束されないような習い事は両立しやすいです。
また、前提として習い事と受験の両立はとても難しく本人の意思がないと厳しいため本人の好きな習い事でないと両立はまず不可能です。
両立しやすい習い事ランキング!
まずこのランキングはあくまで私の経験と周りの環境に基づいた私自身の考えですのでご了承ください。
第一位 ピアノ
文化系習い事の王道であり、有名進学校に合格した受験生にもピアノを習っていたという子は多くいます。一番大きなポイントとして練習を家で勉強の空き時間、それもわずかな時間に行うことができるという点があり、負担になりづらいです。さらに受験が終わって中学に入ったあとにもピアノが弾けると合唱コンクールなどで一目置かれることがあり、その後の中高生活でもメリットが大きいという点もあります。
第二位 習字
習字はよっぽど習字に力を入れていなければ練習のために毎日拘束されることもなく、本人への負担はそこまで大きくありません。そのうえ字がきれいに書けるということは受験においても大きくプラスに作用します。例えば国語の記述などですが同じ内容がきれいな字と汚い字で書かれていた場合、きれいな字の方が当然印象は良いですよね。つまり習字を習うことは受験においても少なからずメリットがあるためオススメです。
番外 本気でやりたい習い事
これは何度も私が強調して伝えていることですが、本人が本気で続けたいと考えている場合は本人の意思で受験との両立は可能です。そのため本人が本気でやりたい習い事は続けさせるべきでしょう。
まとめ
この記事を通して私が伝えたいこととしては習い事を続けるにしろやめるにしろ、受験生本人に最も負担・ストレスのかからない選択をしてあげてくださいということです。親御さんは一度お子さんとしっかりお話してみてはいかがでしょうか。
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この記事を書いたライター
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