インターネットと子供の関わり方
いざお子さんを一人暮らしに送り出す時、「友達ができずインターネット依存になってしまうのでは?」という悩みに1度は陥ったことがあるのでしょうか。
確かにインターネットは危険です。使い方を間違えれば学業が疎かになり下宿させてまで都内の進学校に通わせた意味がなくなってしまったり、更には危険な目にあう可能性だってあります。
しかしそんな面ばかりに視線を向けていることでインターネットへの悪感情ばかりが勝り、メリットに気づけないということはないでしょうか。
本来インターネットというものは賢く使えばとても便利なツールです。
身近なところでいえば「ヤフー知恵袋」などの情報共有サービスが挙げられます。
さらに学校での話題がインターネット上でのコンテンツについてになれば、お子さんが話についていけず孤立してしまうことも考えられます。
インターネットを使わないことが下宿先のお子様にとって大きなデメリットとなることが理解いただけたかと思います。
ここでお子さんのタイプを見極めることが大切なポイントとなってきます。
タイプに合わせた付き合い方
インターネットを使う上で大切なのは自制心とネットリテラシーの2つです
賢い使い方というのは好奇心旺盛な中学生であれば利用しているうちに自然と身についてきます。
この2つのポイントからお子さんを分析してみましょう。
自制心が弱い、ネットリテラシーに疎いお子さん
自制心が弱いと学業に身が入りませんし、昨今のアルバイトによる炎上のようにネットリテラシーがないと社会に迷惑をかけかねません。
親御さんから見てこれらが身についていない時はアクセスできるサイトや時間帯に制限をかけれるスマホを選びましょう。
大手通信会社3社は全て子供用のスマートフォンを出していますのでそちらを選ぶとスムーズです。
自制心があり、分別が身についてきたお子さん
実際のところ中学生でこのようなお子さんは中々いません。
しかし東京でわざわざ一人暮らしをするようなお子さんならばだいたいこちらに当てはまるのではないでしょうか。
特に都内の高難度な中学に入れるくらいであれば、厳しい受験勉強の中で自制心は身についていると考えて構いません。
このようなお子さんではインターネットを有効に使わせてあげられるように規制は最低限にして上げましょう。
インターネットの使い方のヒント
インターネットを有効に使うとしても何に使えばいいかわからないかもしれません。
そこで実際に現役の学生がどのように生かしているのかをお伝えすることでヒントとしていただければと思います。
①SNSを勉強に生かす
多くの学校ではSNSでコミュニティが出来るものです。
僕の通っている学校でもTwitterを利用して同校、他校の優秀な生徒達と意見を交換したり問題を教え合うなどしてお互いを高めあっています。
更には進学校の中でも特に勉強のできる人と関わったりすることで、学習に対するモチベーションが上がることも考えられます。
②YouTubeや個人HPで数学の解説を見る
現在ではYouTubeや個人HPに多くの講座が投稿されています。僕は数学の講座を見ることが多いです。なぜなら、暗記科目と違い、テキストを見てもわからないことがあるからです。
一般的なテキストより詳しく説明している講座も沢山あるので、より深い学習に繋がります。
インターネットを賢く使って充実した生活を
先に挙げた以外にもインターネットが上手く使えることは最終的には大学の進学や就職にまで好影響を与えます。
小学生のうちからお子さんに自制心やネットリテラシーを身につかせ、充実した一人暮らし第一歩を歩ませてあげましょう!
参考ページ:こちらの記事もぜひお読みください!
この記事を書いたライター
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