学力を上げる社会の過去問の解き方
学力を上げる社会の過去問の解き方、それはズバリいろんな学校の過去問を一年分たくさん解くということです。これは私(筑駒合格)が実際に小6の時に実践していた方法であり、非常に効果があったので具体的な方法を説明します。まず一日に1~2校程度を毎日欠かさず解きます。このときにポイントとしてできるだけスピーディーに解きます。そして答え合わせをして間違えたところの知識をしっかりと復習します。これを繰り返すことで実力がつきます。
なぜ入試対策にたくさん過去問を解くと良いのか?
では次に先ほど説明したやり方がどうして受験に良いのかを大きく3つのポイントに分けて説明します。
知識の定着
1つ目は知識の定着です。様々な学校の問題を解くということはそれだけ色んな種類の問題に触れるということになり、それらの問題を解くことでカバーできる知識の範囲はとても広いです。そして実際にその問題を解くことで初めて自分の持っている知識を使える形にすることができます。さらにそれなりの学校の入試問題は良問が多く、下手な問題集を解くよりもずっと質の高い問題演習を行えるのではないでしょうか。
自信をつける
たくさん問題を解いて実戦経験を積むことは受験において非常に効果的です。なぜならたくさん問題を解いたということはそれだけ受験生にとって自信になります。そして、自信をつけることで本番でもしも難問にぶつかっても自分はあれだけたくさん問題を解いたからわからないはずがないと考えることができるようになり、諦めない心を身につけることができます。
速度が上がる
入試には入試のカンというものが存在し、そのカンを鍛えることで解答速度を上げることができます。そしてそのカンを鍛えるためには問題演習を積む他ありません。そのため速度を上げるためにもこの問題演習方法は非常に効果的と言えるでしょう。
社会の過去問を解くときに意識すること
志望校の過去問
志望校の過去問は受験生にとって最高の問題演習素材です。その問題を解くことで志望校の入試の問題形式に慣れることができます。しかし志望校の過去問はそれほど数はありません。そのため復習を丁寧に行い、自分の苦手を分析する解き方をするべきです。
他の入試の過去問
他の入試の過去問を問題演習として使用する場合はスピーディーに解いて知識を定着させるために無心で解く必要があります。復習も全部の問題ではなく、自分が間違えたところだけでよいでしょう。しかし復習をするに越したことはないので不安な場合は全部復習するのも良いでしょう。
まとめ
入試において過去問を解くことは重要です。しかし今回紹介した過去問の解き方はあくまで社会科においてのオススメであり、国語などで行うと変なクセがついてしまうことがあります。そのため社会科以外ではあまりオススメできません。また、試してみて合わないと思ったら他の方法に切り替えましょう。自分に合った方法で問題演習をすることが最も重要です。
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この記事を書いたライター
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