受験の2年前、自分の子供がその時の偏差値より20近く高い学校に行きたいと言ったとしましょう。その時は「まだ2年前だから成績は伸びるだろう!」と思うのは普通です。
しかしこれが受験3ヶ月前だったらどうでしょう。
自信をもって子供に「いいよ」と言うことはできるでしょうか? そして、果たして「いいよ」と言っていいのでしょうか。
結論から言うと「子供の成績の伸びに関わらず第一志望校は最後まで変えない」のが一番いい選択肢です。
ではその理由に移りましょう!
第一志望校を変えないメリット
子供が明確に第一志望校を決めているのであれば、それは必ず勉強のモチベーションに繋がります。
『第1』、いわゆる『本命』は基本諦めないことが一番です。
また受験本番、お子さんに何が起こるかわからないものです。
私の知り合いでも受かることはほとんど確実と言われていた人で落ちた人も、全く期待されてなかったのに合格した人もいます。
お子さんが志望校に向かって勉強する限り、受験するだけで合格するチャンスがあると考えて下さい
第一志望校を変えないデメリット・模試の結果で自信がなくなる?
受験本番が近づいてくると、志望校の模試の結果や合格率などが明確に分かるようになってきます。
その結果が余り良くないと子供の自信がなくなってしまい今までの成績もガクンと下がってしまう可能性もあります
第二志望校からは親が選んであげる!
しかし、第二志望校以降の選び方は子供の希望通りとまでは行きません。
少なくとも二つは自分の実力かそれ以下の学校を選ぶべきです
また、一般的な東京の受験シーズンの前に入試を行う学校もあります。いわゆる『一月校』と言われるものです。
そこで一つでも合格を取っておけば、受験シーズンの時に行きたい学校に挑戦しやすくなります。
そして一月校は東京のみならず関西の学校でも行なっているところがあり、地方からの受験者にとっては有効活用したいところです。
一月校については、本サイトの別記事で詳しく公開していますので、そちらも参照してみて下さい。
まとめ
・第一志望は子供に任せる
・第二志望以降は親が決めてあげる
・自分の実力に見合った第二志望を
『少年よ、大志を抱け』という格言が受験には一番似合うかもしれません。
第一志望は最後まで諦めない、一方で現実は第二志望で見るのがバランスの取れた受験の仕方です。
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この記事を書いたライター
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