女子の中学受験は筆記試験だけじゃない?!
中学受験において、男子と女子の違いで特徴的なものに「面接」があります。
どんな雰囲気?対策は?服装は?お昼ご飯は?
受験生ももちろん、親御さんの心配も尽きない部分だと思います。
そこで「桜蔭学園」「女子学院」「慶應中等部」を受験した私、麦が、面接の実態を出来るだけ詳しくお伝えしたいと思います。この3校の面接を同時に受けた人はほとんどいないので必見です!
しっかりしたイメージを持って面接に臨みましょう!٩(ˊᗜˋ*)و
前半(一般編)と後半(詳細編)に分かれています。
中学受験の面接の雰囲気とは
面接と聞くと「難しいことを聞かれるのではないか」、「先生方に質問攻めされるのではないか」と怖いイメージを持たれる方もいると思います。
しかし実際の面接は、学校ごとに例年決まっている形式に沿って行われますし、基本的には面接官も受験生の話を聞こうという姿勢なので、必要以上に緊張されることは無いと思います。
とはいえ受験本番は、受験生・保護者の皆さんの間には緊張した空気が流れています。特に面接を待っている時、控え室はとても静かです。
静かな空間にいると直前のテストの出来が気になってきてしまうものですが、面接を待つ時間はとにかく気持ちを切り替えることに使って下さい。
とりあえず堂々として微笑をたたえておけば、周囲には余裕そうに見えるらしいです。自分の心も落ち着きます。イメージは“将軍様”です!
(当時私はどの試験でもこれをやり、周りにとってはプレッシャーだったそうです。内心では「やっちまった!」と思っている時も多々ありましたが(笑))
ちなみにお手洗いに行くのもオススメです。完全に1人になれますし、気分転換にもなります。
中学受験の面接の服装・オススメは?
面接の服装は自由で合否の判断には関係しないと言われていますが、ほとんどの子はブレザーにスカート、ハイソックスに革靴でいきます。(少数いる私立小学校の子は制服を着ているようでした。)
これは、大勢の中で自分だけ違う格好をしているということが、入試という緊張状態の中で悪い作用を及ぼさないようにという配慮することが多いからです。
男子の場合ほとんどの学校で面接がないため、セーターにジーンズといったラフな格好でテストを受け、終わったら解散が一般的ですが、(共学の慶応中等部など一部例外あり)
女子の場合、例えば女子御三家の桜蔭、女子学院、雙葉では午前中テスト、お昼を食べて面接が行われるので、朝から(筆記試験から)ちゃんとした格好で受けます。
私の場合はその戦闘着は3校の面接で使いましたし、そのまま一式卒業式にも使いました!
革靴は入学後も使っていましたので、元は取れたと思います(笑)
あと願書に貼る写真もそれを着て撮っちゃったら楽ですね!(私は違う服で撮りましたが。この写真に関しては胸から上なのでブラウスなどフォーマルなものであれば問題ないと思います。)
面接のない待っている保護者の方は普通の格好でした。(控え室がある場合も多いです)
中学受験の面接の前にお弁当の時間あり
さて面接の前にお昼ご飯の時間があります。
当然お弁当持参なので保護者の方はさらに早起きされる必要があります。
普通のお弁当でもおにぎりでもサンドイッチでも、お子さんの食べやすいもので大丈夫です。緊張してあまり食べられない子もいるので、好きなもの、食べ慣れたものがよいでしょう。
地方から来る方は、お弁当箱だけ持ってきてコンビニのものを詰め替えるのもいいかと思います。(正直他の人のお弁当など気にならないのですが、周りと違うことにナーバスになってしまいがちな子の場合は合わせて行ったほうがいいかもしれません。)
テストの出来によっては気落ちしている場合もあります。
私の場合、お弁当を開けると母からのメモ書きがありました。
「テストお疲れ様!」など優しいメッセージの横に、絵が下手な母による、金の亡者のような目をした怪しいドラえもんの絵が描いてありました。(あれは5人くらい殺めていてもおかしくなかった… )
この人相の悪いドラえもんに一人大笑いして、リラックスして面接を受けられました。
朝校舎に入ってから面接を終えるまで連絡は一切取れません
心細い思いをしているお子さんの性格を考慮して、笑えるメモや励ますメモなど付けられても良いかもしれません。
お弁当を食べ終えたら必ずお手洗いに行っておきましょう。
その際知り合いに会ってもテストの出来に関する話は一切しない方が賢明です。
また大声で「できた!できた!」と騒いでいる人達は大体出来てないので全く耳を貸してはいけません。
面接試験に必要な持ち物
何か特別な持ち物が必要なわけではありません。
受験票を持っていくスタイルの場合はファイルを用意しておくといいかもしれません。
個人的には、服の汚れをとる小さいコロコロを持っていくことをお勧めします!
私は初日の桜蔭で、面接直前に自分のジャケットに白い毛のようなものがたくさんついていることに気づき、慌てて資料集に貼ってあった付箋ののり部分を押し付けて取った黒歴史があります(笑)
次第に弱っていく粘着力と潰れた「富岡製糸場」の字を今でも忘れられません。
帰りに100円ショップで売っていたコロコロを買い2日目以降は大丈夫でしたが、受験生の皆さんには是非私の二の舞にならないように事前に用意しておいていただきたいです。相当恥ずかしいので。
以上で【前半・一般編】は終わりです。少しでも参考になれば 嬉しいです!
【後半・詳細編】では私が実際に受験した3校(桜蔭、女子学院、慶応中等部)の対策と実際の面接の様子を詳しく、黒歴史を交えてお伝えしたいと思います。
この記事を書いたライター
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