ホームシックというものは地方から東京に出てきて下宿している大学生などに起こりやすい現象です。
慣れない環境のせいで忙しく、帰ってきてみれば気の置けない友人もまだできずに1人、もう帰りたいという気持ちになるのは当然のことです。
精神的により大人である大学生ですらホームシックになるのですから、それよりも幼い中学生がいきなり東京に出てきて孤独感を感じるのは当然といっても過言ではありません。
まずはお子さんに「ホームシックは誰にでも起こることである」ということを伝えてあげて安心させてあげてください。
また、それと同時にこれは精神的に強く自立した子供に対し、「まさかうちの子が」というような状況も十分有りうるということです。
この記事ではホームシックに効果的な対策を4つご紹介します。
今まさにお子さんがホームシックにかかっている方も、これからお子さんを送り出すという方も是非お読みください!
同じ境遇の友人を探す
ホームシックになるということは、家の方が下宿先より居心地のいい空間になってしまっているということです。
そこで、まず同じように学校で孤独な境遇にある友人を見つけてみましょう。そして、そこから交友関係を広げていくことで下宿先に居場所を作っていくというのが1つの解消法となります。
ただ、この方法は学校内でそのような友人を見つけられないとなかなか難しいものがあります。
そんな時に使えるのが次のような方法です。
学校外に居場所を作る
現代では、学校の外にでもメインのコミュニティとなりうる集団がいくつも存在します。
自分のやっているスポーツでもよし、ハマっている趣味のサークルでもよし、とにかく自分の居場所を作るということが大切です。
ネットで「地域名 趣味名 団体」などと検索すれば大体の場合ヒットします。
もしくは、せっかく学生で時間を自由に使えるという特権があるのですから、塾に通って学力を上げてみるというのも手かもしれません。
早い時期から塾に通っている子供たちは意識の高いことが多く、高いレベルで切磋琢磨することが可能です。
時間が解決してくれる
何事もそうですが、時間が経てば慣れてくるものです。
ホームシックを訴えてくる時期が下宿して1〜2週間ほどならばもう少し待って様子を見てみましょう。
人間が引越しなどをして新しい環境に慣れるには通常2〜3ヶ月ほどかかることが研究で示されています。大人ですらそのような時間がかかるのですから、子供ではもう少し時間がかかるのは必然であると言えるでしょう。
ㅤ異世代ルームシェア
それでも子供に辛い思いをさせたくない、1人で生活させるのが心配だ!という方にオススメなのがこの異世代ルームシェアです。
異世代ルームシェアとは読んで字のごとく子供と違った世代の方とルームシェアを行うサービスで、主に子や孫が独り立ちして部屋の余っている高齢者夫婦などがメインの利用層となります。
この制度のメリットとして、お子さんがホームシックにならないという以外にも
・必要経費が寮よりも安い
・安全性が高い
・老人をいたわる心を学べるなどの社会性を学ぶことができる、などのメリットがあります。
このサービスはNPO法人「リブ&リブ」が手動しており、下記のURLから詳細を見ることが可能です。
まとめ
ホームシックは言ってみれば環境の変化の1過程です。
「可愛い子には旅をさせよ」とも言うように、人は変化の中で様々なことを学ぶことができます。そしてそれはホームシックにも言えることです。
今までにない自立度が求められる環境で、お子さんは社会性や「生きる力」を養うことが出来るでしょう。
是非変化を恐れず、思い切ってお子さんを送り出してあげてください。
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この記事を書いたライター
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