【高校入試】5科目受験の腕試し!開成・国立受験生のための滑り止め練習校!





都心に住んでいる受験生の場合、受験に関する情報は主に、学校・塾などから得ています。しかし、特に地方に住んでいる受験生は、首都圏の高校を受験する場合、「一体どこを併願校にすれば良いのか?」と悩んでしまいますよね。そこで、東京で5科目進学校受験を経験した本人が、5科目受験の練習校を紹介していきます!

(3科目受験生はこちらの記事もご覧ください)

練習校を受ける意味

そもそも、「練習校ってそんなに受ける必要あるの?」という疑問から回答していきます。

まず、こうした受験には2つの意味があります。「練習(腕試し)」「保険(滑り止め)」です。

練習

当然、本番を前にして実際の受験の雰囲気を知っておきたい。本番の緊張に慣れておきたい。という考えが練習としての発想です。また、本番前にしっかり合格を掴むことで自信をつける腕試しの考えもあります。

逆にこうした受験で不合格を取ってしまうと、本番直前に精神的にかなりのダメージを受けてしまう可能性があるので、そうしたリスクも考えた上で併願校は選ばなければなりません。

保険(滑り止め)

また、本番第1志望校の受験で不合格を取ってしまった時のためのいわゆる「滑り止め」という考え方です。特に合格圏に余裕がない学校を志望校として受験する場合は、ここで受験した学校に進学する可能性が十分あることを理解した上でよく考えて選ばなければなりません。

5科目入試の性質

特に関東圏最難関の5科目入試は、国立、開成のみであり、練習として5科目受験ができる併願校は限られてきます。滑り止めで3科目受験校を受けてそこに進学する可能性も十分にあります

せっかく努力してきたので第1志望校に落ちても5科目受験校に通いたいという気持ちは当然生まれるでしょう。

しかし3科目受験生より理社の分まで勉強量が多い5科目生だからこそ本番直前の時間は無駄にできませんから、むやみやたらと多くの学校を受けることはオススメできません。

限られた範囲の中でどういった受験がベストになるか考えて計画を立てることが重要です。

5科目試験の練習校

※学校名の横に記載の日程は、年によってある程度変動します。

市川(1月17日)

前期・後期の2回の受験がありますが、やはり5科目の前期で受験することになるでしょう。この学校は5科目試験を採用したのが2017年度からなので、まだ理社の傾向についてははっきりとは見えていません。しかし、基礎問題を問うて様子見をしていた初年度と比べて、2018年度からはしっかりと受験生のレベル相応(国立程度)の問題を出題するようになっています。

もちろん、難易度では渋幕などとは比較になりませんが、5科目受験の練習としては、順調に滑り出しやすいため非常にスタンダードな選択となります。

どうしても不安なら栄東と市川のどちらも受けるという選択も考えられます。

渋谷教育学園幕張(1月19日)

渋谷教育学園幕張高校(以下、渋幕)について、これは最上位層のための受験校で、開成や筑駒受験生のための練習校にもなりますし、もちろん第1志望校としても輝ける学校です。進学実績も高く、施設も良く整備されている方ですから学校生活は快適でしょう。

この学校の入試にはランク分けされる特待制度があり、合格時に自分がどの程度得点できたのか知ることができるため、腕試しとしては非常に使いやすいです。

ただし、難易度が高く、開成や筑駒の志望者でも敢えて受けない選択をすることも多いです。特に理科などでは思考力を問う問題が多く出題され、他校と一線を画す入試になっています。

2月受験まではある程度期間が有りますが、本番前に失敗したくない場合は受験しない選択が無難です。

栄東(1月29日)

この学校では入試は3回行われます。29日の特待生選抜入試が3回中唯一の5科目入試なので、ここで受けて問題ないでしょう。なお当然ですがそれぞれの試験は日程が違うので別に問題が用意されます。

難易度としては渋幕のランクよりは大分下がりますが、それでも開成、筑駒その他の国立などの受験生が受ける割合はそこそこに大きい学校です。

難易度はそこまで高くありませんが、2月本番の受験直前であることを考えると、受けて受験に慣れておきたいという考えと失敗したくないという考えが両方出てくるかと思います。どちらの感情を取るか、実力や難易度も踏まえてよく考慮しましょう。

渋幕を受けないのならここか市川を受けておくと良いでしょう。

併願校の選び方まとめ!

①難易度と実力を照らし合わせる
自分が合格して良い流れに乗ることができる学校を選べ!

②不合格時のリスクを考える
不合格のリスクはなるべく避ける!落ちても引きずるな!

③受験日を考える
練習として本番に感覚を残していけるか考えろ!

④教育の質を考える
まだまだ本番の結果は分からない!進学する可能性を考慮して受験しろ!

以上、5科目受験の併願校選びの真髄です。互いに威圧し合う受験戦争では、良い流れを作って精神的に余裕を持つことは非常に大切です。しっかり流れに乗って合格を勝ち取りましょう!

3科目受験の情報はこちら!

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この記事を書いたライター

甲斐 匠人学生ライター
都内公立中から開成高校に進学、校内外問わず様々な活動に参加しています。
多くの人と同じ体験も、異なる体験もしてきました。そこから得た視点や技能をみなさんに活かしてもらう為に努めてまいります。