滑り止め校として地方の学校、特に寮のある学校を選んだりする受験生も多いですが
実際に地方にある学校ってどうなの?
と思いませんか?
そこで、今回は
地方と都内の学校を両方経験した生徒である私が
勉強、部活動、他校との交流の観点で
都会の学校、地方の寮のある学校、ない学校の違いをお伝えします!
結論をこの場で言っておくと…
都内の学校に通う方が新しいことへ挑戦するチャンスが多くあります!
では実際どのような点からそう言えるのでしょうか?
勉強面って実際どれくらい違うの?
うちの子勉強についていけるかしら…
勉強面でつまずいたらどうしよう…
など、お子様を進学させる際に一番気にかけることは勉強面ではないでしょうか?
まず、進度と内容で言えば、入学時の偏差値が同じレベルの学校でしたら、都内にある有名進学校の方が周囲にも刺激となる学校があるため、授業は
より早く、深い授業
を展開していると感じます。
ここまで読むと都内の学校の方がいいのかも…なんて思うかもしれませんが、待ってください!
地方の学校、特に寮のある学校に関して言うと地方の方が面倒見がいい学校が多いと感じました。寮のある学校に関しては、各教科の先生が寮にいることもあります。そのため、勉強中に分からないところがでたら
いつでも質問ができる!
というメリットがあります。また、学校によっては、早く終わらせる教科、じっくり取り組む教科が変わってきますので、実際に各学校のホームページに飛んで確認してみてください。
また、大学受験を見据えていると学習塾に関しても気になるところですよね。これは都内の方が圧倒的に学習塾は多いです。ですが、全国展開している学習塾はどこにでもあるので、特化した塾にこだわらないのであれば塾の面では条件は変わりません。
地方と都心の学校とその生徒たちを比較してみると、傾向が掴めます。
部活動を多く楽しみたい!
課外活動にも力をいれたい!
という学生さんは確実にフォローしてもらえる学校を望むことが多く、
自分の勉強の意欲を伸ばしたい!
飛躍的に学力を向上させたい!
という学生さんはより深く、知的探究心をくすぐられる学校を望むことが多いです。
部活動の力の入れ具合って?
この記事を読んでいる親御さんたちからすれば
「中学、高校の伸び盛りの間に部活をさせたい…」
「勉強だけじゃなくてやりたいこともさせたい…」
と感じるでしょうし、学生自身からすれば
勉強だけでなく運動もたくさんしたい!
新しいことにチャレンジしたい!
と感じるのではないでしょうか。
そんな時、真っ先に思い浮かぶのが学校の部活動ですよね。学校を選ぶ際でも部活動の内容によってはかなり左右してきますよね。
まず、都内の学校と地方の学校に関して明確に異なることがあります。それは…
部活動を行う敷地の広さや学校からの近さ
です!
これはどうしても起こってしまうことで、土地の値段や周囲の環境で地方の学校の方が圧倒的に部活動を行える敷地は広いことが多いです。
また、同じ敷地を持っていたとしても地方の学校の方が学校から近い傾向にあります。
更に、寮のある学校でしたら部活が終わってからすぐに帰ることができるため長時間の活動ができたり忘れ物とかも取りに戻れます。
ですが、都内の学校には地方の学校と比較して明確なメリットがあります!
それは…
他校との練習試合の多さ
です。これは周りに多くの学校がある都内の学校だからこそできることです。
部活動に関しては大きい傾向はありませんが、自分の体感として
部活に勤しみたい学生は比較的地方の学校、または寮のある学校に入っている傾向があります。これは十分な敷地があったり、寮の場合は仲間と一緒のため、他とは圧倒的な友情、理解が生まれるからです。
その代わり、都内の学生はもちろん部活も行なっていますが、文化的活動を活発に行う、またはそういった思考を持つ生徒が多く集まります。
他校との交流ってどれくらいなの?
これは先に話した部活動にも関連することで、やはり他校との交流があった方が学校全体としても刺激を受けて、雰囲気が良くなったり、高めあったりできますよね。他校との交流に関しては
都内の学校の方が機会が多い
です。圧倒的に周りにある学校が多いのでこれは仕方ないですよね。
都内の学校だと、部活動の大会での交流はもちろん、様々な学校の生徒がいる学習塾でも交流を深めることができます。
その一方で地方にある学校だとどうしても数が絞られてしまって、交流はできるものの、そこまで数は多くありません。
実際の学生は日々の生活に何か変化を求めていることが多いです。そのため、校外の交流を望んでいる生徒も少なくありません。現在は情報社会となっており、人々の出会いが多様化しており、リスクが大きいから危険…と思われるかもしれませんが、充実な学校生活を行うには必要不可欠なものです。
結局それぞれの学校のメリット、 デメリットってなんなの?
ここまで、勉強面、部活動面、交流面で都内の学校と地方の学校を比べてきました。その各校のメリット、デメリットとその他の特徴をここで一気に見てみましょう!
ここまで、勉強面、部活動面、交流面で都内の学校と地方の学校を比べてきました。その各校のメリット、デメリットとその他の特徴をここで一気に見てみましょう!
メリット
都内の学校
- 勉強の進度は早い傾向で内容も深い
- 周囲の学校と競い合え、相乗効果が生まれる
- 部活動における交流や運動部の練習試合は多くできる
- 学校外での交流も盛んに行われている
地方の学校
- 勉強に対するフォローは手厚い
- のんびりした学校が多く、自分のペースで好きなことを行える
- 部活動の環境は整っていることが多い
地方の学校(寮がある学校)
- 勉強面で分からないところがでたらいつでも質問に行くことができる
- 登下校、部活動からの帰りが楽
- 協調性が生まれる
デメリット
都内の学校
- 部活動を行う際に遠出する必要がある可能性がある
- 周囲に誘惑が多い
地方の学校
- 顔を合わせての交流が少ない
- 部活動で練習試合や交流が限られた範囲になってしまう
地方の学校(寮のある学校)
- 寮にすんでいることでどうしても交流は減ってしまう
- 食事が決められているため、食べたい物が食べられない
まとめ
勉強、部活に関して言えば、一長一短ですが、一番最初に言ったように、新しいことに挑戦するのであれば、圧倒的に都心の進学校へ通った方が有利です。都心の学校では、今後一新される大学入試に向けた課外活動への参加のしやすさなど、多くの良さがあります。
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この記事を書いたライター
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