麻布入学の経緯
まず、初めに僕が麻布に入ろうとした理由について書いていこうと思います。
僕は、小学校6年の時まで岩手に住んでいました。受験をしたのも自分の意思というよりは、周囲の影響も大きかったです。東京についてもあまり詳しく知らず、受験も東京へのあこがれや将来への打算的な考えもあったと思います。
地方には大手受験塾がなかったので、夏休みなど大型休みには東京に出て夏期講習など講習には通い、それ以外はZ会や四谷大塚の教材を自習していました。勉強時間は他の受験生よりは少なかったと思います。
またそれだけでなく、自分にポリシーがあって「勉強人間」にはなりたくなかったので、小学校のイベントにも積極的にかかわっていました。例えば、球技大会や水泳大会、運動会にも真剣に取り組んできました。
個人的な意見ですが、こういった下地があると麻布に入っても楽しく過ごせると思います。もちろん麻布生にも勉強一筋とかゲーム一筋とかのひともいます。帰宅部もいます。その人たちも多分楽しんでいます。色々な人がいるのが良いところです。
麻布生の勉強について
麻布には年間300人の中1が入ってきますが、毎年現役東大合格者は50〜70人くらいです。僕はまだ大学受験をしたことがないのでわかりませんが、高2の時点では、文化祭が終わると、勉強する人が増えてきたような感じがします。
では、中学生から順を追ってどのくらい勉強するのか書いてみようと思います。
中学生は年5回の定期テストがあり、赤点は45点です。正直普通に勉強していれば赤点は取りません。でも、ここで勉強の習慣がなくなる人が半分くらいいます。 油断ってこわいね
高校になると、実力テストが年3回あります。このテストをみんな重視して、勉強し始めます。でも、麻布生は勉強していない雰囲気を醸し出すのが上手いので、みんなの話に合わせて勉強していないと成績は落ちていきます。マジで。
それから、高校になると鉄緑会に入る人が断然増えます。多分実績があるからでしょう。僕も高一から入りましたが、成績はかなり上がりました。先生が分かりやすいし、授業料も安いから入塾テストは受けてみる価値があると思います。ただ、中1から入るのはモチベーションの面でも精神面でもよくないと経験者が言ってました。なんか、小学校から高校卒業までずっと塾にいると大変そうだよね。
まとめ
ここまでだらだらと書いてきましたが、少し真面目にまとめます!
まず、受験をするかどうかは、真剣に決めて欲しいです。
最近のニュースで、親が中学受験の勉強中の息子が反抗的な態度をとったので刺し殺した、というニュースがありました。中学受験をするかどうかというのは難しい判断だと思いますが、仮に落ちたとしても後悔のないようにして欲しいです。
僕は結果として麻布に合格できたので地方から出てきたことに悔いはありませんが、もし落ちていたら小学校生活の最後のほうを棒に振ったという悔いは残ったでしょう。
また、都心部の人と比べて、地方から受験するというのはなおさら難しい選択です。環境面は、ほぼ全てデメリットです。塾もないし、受験する友達もいないし、受験会場も遠いし。でも、貫き通して受かることができたら、それは自信になると思います。
また、麻布に受かったあとの話を、一つだけ。後悔のない麻布生活を送って欲しいです。
僕は部活と分実の両立ができない時期があって、それが今でも後悔として残ってます。麻布に入ったら後悔を残して欲しくないです。
そのためにやるべきことは一つあります。それは自分で納得のいく決断をすることです。麻布に入ったら選択の連続だと思います。例えば、文実に入るか、部活はどうするか、大会と被ってしまったらどっちを優先するかなどです。岐路では深く考えて欲しいです。その決断でかなり道が変わると思います。まあ、こんなことは言われてそうするものではないけども。
長々書きすぎちゃったので終わり。受験生の皆さん、受験頑張ってね〜
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